180度丸見え!LenovoのVRカメラで弾いてみたを撮ってみた

Zeek||:α)(ジークパパ)という3ピースメロコアバンドでベースコーラスをやっている訳ですが、ドラマーが抜けてしまい満足な活動が出来ていないので趣向を変えて色々と遊んでいます。

ドラムが居ない今だから出来る事として、自分たちの曲を弾き語り形式にアレンジしなおすという事をやっており、折角なのでLenovoのVRカメラMirage Camera with Daydreamで撮影してみました。

このカメラの使用感を纏めておきます。

まずは完成版をどうぞ

こちらが完成版です

画面を触って動かすと、左右上下180度見渡す事が出来るかと思います。VR360ではなくVR180なので、背面は映っていません。

YouTubeアプリのVRモードとVRゴーグルを使用すれば、立体で見られます。

使用した機材はLenovoのMirage Camera with Daydream

撮影に使用したカメラは、2018年4月に発売されたLenovoのMirage Camera with DaydreamというVR180対応のカメラです。

本体重量が139gでサイズが105x55x22mmというコンパクトさ。

上にピックを乗せたまま撮ってしまったので、サイズ比較にどうぞ。

これで180度の視野の立体映像が撮影出来ます。

撮影はめっちゃ簡単

このVRカメラ、ファインダーやモニターがありません。

三脚につけて何となく水平に合わせたら、あとは撮影ボタンを押すだけで、MP4形式の動画が撮影出来ます。

撮影範囲は真横、真上、真下なので、ファインダーを覗いたりモニターで確認する必要もありません。

映したくないものはカメラより少しだけ後ろに置いておけばOKです。

画質は4K/30fps、1440p/30fps、1080p/30fpsの三種類から選ぶ事が出来ます。

撮影可能時間は2時間

2,200mAhのバッテリーを搭載しており、約2.5時間のフル充電で2時間撮影する事が出来ます。

撮影可能時間は長くないので、旅行先で使う場合などは撮影ポイントを見極めて撮影する必要があります。

恐らく連続2時間は撮れない

4K画質で連続撮影した場合、2時間撮れるという公式発表ですが、実際のところ2時間は無理そうです。

冒頭の動画を撮影した際に、他の曲も含めて全部で4,5曲を合計15回くらい撮影しましたが、何曲も撮影していると本体の温度が上がり、最後の方は撮影開始から2分くらいで撮影がストップしてしまいました。

撮影した動画を確認するために、スマホに接続しながら撮影していた事も温度を上げた原因の一つかもしれませんが、2時間連続撮影するには冷却しながら撮影するなど、考慮が必要かと思います。

動画編集はMacOSかLinuxのみ

一応バンドマンなので、カメラで収録した音ではなく、きちんとマイクでレコーディングした音を映像に合わせて公開したかったんですが、動画編集ソフトがWindowsに対応していませんでした。

そのため音声の差し替えだけでなく、前後のトリミングなども出来ず、YouTubeにアップした動画はこのVRカメラで撮影したままの状態で、全くの無加工です。

爆音を出しても音が割れるような事はありませんでしたが、映像作品としての完成度を求めるのであれば、MacかLinuxを用意する必要があります。

まとめ:180度丸見え!LenovoのVRカメラで弾いてみたを撮ってみた

3万円程度で買えるカメラなのにしっかりと3D・4Kで撮影できるので、コスパが良いモデルだと思います。

VR360だと撮影者も含めてすべてが映ってしまうので、他人への公開にためらう事もあるかも知れませんが、VR180であればカメラの背後は映らないので、公開を前提にした動画には適していると思います。

ただ温度が上がると止まってしまう事や、編集出来る環境が限られている事を考えると、撮影方法を考えながら利用していく必要があると思いました。