同時に発売されたPositive GridのBIAS MINI GUITARとBIAS MINI BASSですが、違いはたったの4つです。
どちらも内部的には同じなので、BIAS MINI GUITARをベースに使っても、BIAS MINI BASSをギターに使っても問題ありません。

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相違点1 フロントパネルとノブの色
ぱっと見で分かる違いはフロントパネルとノブの色だけです。
BIAS MINI GUITARがシルバーで、BIAS MINI BASSがブラックです。
相違点2 スピーカーアウト端子
BIAS MINI GUITARはTSプラグのみですが、BIAS MINI BASSはスピコンとTSの両方が使えます。
BIAS MINI BASSの紹介記事だとスピコンしか使えないような表現になっているものもありますが、実際はスピコンとTSの両方が使えるノイトリック製のジャックが使われています。
相違点3 Middle Level ALTボタンの有無
BIAS MINI GUITARには付いていませんが、BIAS MINI BASSには「Middle Level ALTボタン」というボタンが付いています。
トポロジーに応じて High Mid / Low Mid などMIDDLEでコントロールするパラメータを切り替えます。
(クイックスタートガイドより)
相違点4 プリセットの内容
当たり前ですが、BIAS MINI GUITARにはギター用のプリセット、BIAS MINI BASSにはベース用のプリセットがそれぞれ16種類設定されています。
イコライザやゲインはアンプ単体で調整できますが、プリセット以外のモデルの選択はiPadやiPhone、PCを接続する必要があります。
と言うか、接続すればGUITARをベースアンプとして、BASSをギターアンプとして使うことが出来ます。
BIAS HEADやBIAS RACKも同じ筐体でギターとベースに対応しているので、今回も同様のコンセプトですね。

余談 ワット数は統一されました
SUMMER NAMM 2017で発表された際は、BIAS MINI GUITARは300W、BIAS MINI BASSは600Wとなっていましたが、どちらも300Wに統一されました。
先行して販売されているBIAS HEADやBIAS RACKに搭載されているパワーアンプが600Wなので、これらと比較すると若干物足りないと感じる人も居るかもしれません。
GUITARに関しては主要なアンプが大体100Wなので、300Wもあれば十分かもしれませんがベースアンプだと500W以上のものも多いので、ジャンルや用途によっては意識しておいた方がいいポイントです。
まとめ:BIAS MINI GUITARとBIAS MINI BASSの違い
上記2モデルの違いは
- フロントパネルとノブの色
- スピーカーアウト端子
- Middle Level ALTボタンの有無
- プリセット内容
です。
基本的な内容はBIAS MINI GUITARもBIAS MINI BASSも共通なので、ギタリストでもスピコンで接続したいと言った要望があればBIAS MINI BASSでも問題ありません。
一台で二役こなせるアンプなので、ギターもベースも弾くというマルチプレイヤーにもおすすめです!
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