チャットモンチー「完結」に期待せずにはいられない

chatmonchy

本日、チャットモンチーが気になる発表をしました。

それは「2018年7月でチャットモンチーを完結させる」というものです。

 

11月24日のプレスリリース

11月24日の「完結」発表に先駆けて、前日の23日AM0:00、チャットモンチースタッフのTwitterで「LAST ALBUM」を2018年にリリースするという内容がツイートされました。

アー写が新しくなったりHPがリニューアルされたり、色々な動きがあったものの、これ以上の発表はなく、「なんだろう?」といった感じでした。

翌日24日の18:00に「完結」を発表する内容のツイートがされました。

公式サイトにアップされた文章の一部を抜粋します。

2018年7月をもって、チャットモンチーを完結させます。元日の発表をお待ち下さい。

(中略)

これから先、長くなるであろう音楽人生を思うと、チャットモンチーというバンドにとどまらなくても、私たちには新しくてワクワクするような音楽が待っているような気がしているのです。

次はこれ! というような具体的な構想は今のところないのですが、未来に想いを馳せながらしばらくは2人とも互いの日々を大切に過ごしたいと思います。

公式サイトのインフォメーション

 

かなり影響を受けていました

「僕はメロディックハードコアバンドでベースを弾いています。」

こう聞くと、あまり影響を受ける部分が無いように思えるかもしれませんが、同世代のバンドとして、僕のバンドもチャットモンチーにはかなり影響を受けていました。

もちろんジャンルとしては異なっているので、「音楽的に」ではなく「音楽に対する姿勢に」です。

 

影響を受けた部分

どんな状況でもバンドを継続させるところ

2011年、出す作品が安定してオリコン一桁台の順位を獲得するバンドでありながら、「音楽に向かっていくパワーがなくなっている」「気持ちを偽りながら続けられない」といった理由から、ドラムの高橋久美子氏が脱退してしまいます。

一般的に、バンドのメンバーが脱退した時、残されたメンバーが選択するのは

  • 新メンバーを加えて活動する
  • サポートメンバーを加えて活動する
  • 解散する

の3つが大多数です。

しかしチャットモンチーは別の選択肢を選びます。それは

  • 残されたメンバーだけで活動する

です。

前述のとおり、オリコン一桁台をマークするバンドであればセールス的に、オーディションを行って新メンバーを加えたり、経験のあるサポートメンバーを加えるなどして、編成を変えることなくバンドを継続させるという選択をするべきでしょう。

その方が、既存曲をそのままライブで演奏することが出来たり、今までとさほど変わらない方向性で曲作りが出来るので、脱退するメンバーが余程バンドの核ではない限り、今まで同等のセールスが期待できます。(ま、例外も沢山ありますが。。。)

これを選択せず、ルーパーを駆使して二人だけでギター/ベース/ドラムの3ピース編成の演奏を行ったり、ベースレスの曲を作ったり、二人体制になって初めてリリースされたアルバム「変身」は、かなり面白い作品に仕上がっていました。

その後一時期サポートを加えて活動を行っていましたが、2016年9月からは再度2ピースとなり活動を続けています。

このような「どんな状況でもバンドを継続させる」というスタイルを採り、そのうえで作品として一定の品質をキープし続けているチャットモンチーに、かなり心惹かれていました。

 

そんな中の「完結」宣言

繰り返しになってしまいますが、公式サイトのこの一文

これから先、長くなるであろう音楽人生を思うと、チャットモンチーというバンドにとどまらなくても、私たちには新しくてワクワクするような音楽が待っているような気がしているのです。

どんな状況でもバンドを継続させ、一定の品質の作品をリリースし続けてきたチャットモンチー二人の今後の活動に、期待せずにはいられません。

 

二人体制になって初のアルバム「変身」

三人体制最後のアルバム「YOU MORE」

この二枚を聴き比べるとバンドとしての面白さが分かります。