入社3年目くらいまでは、それなりにしっかりしたスーツ、カバン、靴、時計を身に着けようという意識が強かったものの、徐々にスーツは作業着だという意識が強くなり、実用的なものばかり揃えるようになりました。
(一応お客さんと接点のあるオフィスワーカーです。)
特に革靴はの価格帯は「25,000円」、「15,000円」、「10,000円」と徐々にグレードダウンしていき、先日5,000円で売られていた「ZINC」というメーカーの革靴を購入したのでレビューします。
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ZINC 5860 内羽根ストレートチップ
購入したのはZINCの5860というモデルです。
特徴は
- 本革
- 日本製
- 撥水加工
- 安価
で、僕が買った店では、税込み5,000円で販売されていました。
4月に購入して毎週2~3日、3か月履き続けた感想をまとめます。
良い点
値段
まずは何と言っても安さでしょう。
メジャーな革靴だとリーガルあたりかと思いますが、リーガルだと大体20,000~30,000円程度します。
満員電車で踏まれたり、机の角にぶつけたり、ハードに使うものなので、極力安価に抑えたいと考えている方も多いと思います。
その点ZINCの5860は定価5,900円で、リーガルの4分の1で買うことが出来ます。
撥水加工
ハメハメハ大王ならまだしも、サラリーマンは雨が降っても出社しなければなりません。残念!
ただ、ZINCの5860は撥水加工が施されているため、普通の雨であれば、中に染み込むことはありません。
実際に強い雨の日に10分くらい歩きましたが、靴下は全く濡れませんでした。
台風や豪雨ではまだ試せていませんが、一般的な革靴より安心できます。
※台風クラスの豪雨の中10分歩きました。紐部分に当たる足の甲は濡れましたが、つま先等は濡れませんでした!恐るべし!ちなみにスーツは水が滴るくらい濡れました。
デザイン
これは個人的な部分なので賛否あるかと思いますが、黒の内羽根ストレートチップというフォーマル色の強い組み合わせですが、ソールを縫い合わせている糸がブラウンという点が、お堅くなりすぎず丁度良い”ハズし”になっています。
ソールが固い
ソールが固いので地面からの冷たさがあまり伝わってきません。
また歩くとコツコツ鳴るので、何となく気分が上がります(笑)
イマイチな点
におい
革靴なので、初めのうちはにおいが強いのはしょうがないかと思います。
ただこの靴の場合、かなり薄れてきましたが、3ヵ月経っても未だにおいが残っています。
(追記)5ヶ月目くらいでにおいがなくなりました!
革の質感
撥水加工をしているせいか、革に独特な艶があります。
他の革靴より磨く頻度が少なくて済むので、メリットと言えばメリットですね。
ちなみに鏡面加工のような艶ではなく、梨地で艶があるようなイメージです。
また、革は割と固めです。
耐久性
1日8,000歩程度で、週2~3日、3ヵ月履いたソールの状態はこちらです。
他の革靴の倍くらいのペースで減っています。
また中敷きの状態はこちらです。
こちらもほかの革靴と比較すると耐久性が劣るようです。
前述のとおり、靴自体ににおいがあるので、消臭タイプの中敷きを入れた方が良いかも知れません。
その他
その他の特徴としては、縦方向のサイズが大きめという所です。
店員さんの勧めで普段の革靴より1センチ小さいサイズを買いましたが、丁度良かったです。
1センチ小さいサイズなのでそれに合わせて横幅も普段の革靴より若干細くなるのでご注意ください。
まとめ
におい、質感、耐久性など、イマイチな部分はありますが、5,000円で買える革靴というのはかなりコスパが高いと思います。
また、しっかりした撥水加工が施されているので、梅雨の時期やこれから多くなるゲリラ豪雨に備えて、雨対策の革靴として一足持っておくと心強いかと思います。
ネットでは2足で8,000円というショップもあるので、コストパフォーマンスを重視される方にはお勧めです。
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