2017年6月27日、CASHという新しいサービスがスタートしました。
※リリース直後にサービスが停止していましたが、ようやく再開されました。(2017年8月24日追記)
このCASHがどういったサービスなのか。またバンドマンにとって使えるか否か、調べてみました。
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CASHとは
【新サービス!】新会社のBank社から新しいサービスをリリースしました!目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリ『CASH』です!詳しくはウェブサイトをご覧いただけましたら嬉しく思います!宜しくお願いします! https://t.co/YncQFbDi8V
— Yusuke Mitsumoto ⚡️ (@Yusuke_Tokyo) June 28, 2017
光本勇介さんが最近立ち上げた会社「Bank」の新しいサービスです。
光本勇介さんはSTORES.jpの運営会社であるBracketの創始者という事で、それだけでなかなか面白そうな感じがします。
このCASHというサービスですが、「目の前のアイテムが、一瞬でキャッシュに変わるアプリ」です。
CASHの大まかな使い方は、
- 目の前のアイテムを写真に撮る
- 撮り終えると査定される
- 「キャッシュにする」ボタンで換金する
- 銀行やコンビニで引き出す(手数料250円)
- 返金する場合は2ヵ月以内に返金(手数料15%)
- 返金しない場合はアイテムの集荷に来てもらう
となっています。
手元のアイテムを担保に、お金を借りることが出来るという事ですね。
このサービスのポイントは、即換金できるという事と、返金するかしないかの判断が最長2ヵ月先という点です。
既に実際に換金された方もいます。
え、まってCASHもう振り込まれたんだけど pic.twitter.com/wUcC36s38x
— ren (@lotus_rs) June 28, 2017
現時点ではiOS版のアプリしかリリースされていませんが、Android版のリリースも予定されています。
使った方の反応
僕はAndroidしか持っていないので、まだ試せていません。
ただネットでは早速試した方の意見が沢山上がっています。
やはり新しいサービスという事で、肯定的な意見と否定的な意見が分かれています。
CASH使ったら、ボロボロのバッグが1000円になった!
結構 査定額高いんじゃないかな? pic.twitter.com/JlEkfU8gE3— 小太り/パラレルワーカー (@kobutoriniki) June 28, 2017
CASHの規約読んだら「虚偽の申請をしてCASH側が不利益を被ったらユーザーが損害を賠償する」って書いてあって、これ例えば偽ブランド品を本物だと思い込んで登録したら本物として受け取るし、偽ブランドと判明した時点で賠償しなきゃいけないわけで怖いサービスだなぁと。
— kumagiは奈落に還り巡る (@kumagi) June 28, 2017
CASHは上限2万円の少額融資。心理ハードルの低さと、返金手数料としている15%は返金時の利子と考えられる。物品回収できないor不正利用の場合は即ブラックリストで、2万円損切り。電話番号のみで審査なし。未成年(子供)でも利用しようと思えば使えてしまう。ヤバい。
— 接触 @LV42 (@3syk) June 28, 2017
いろいろな方の反応を見ていると、査定額は写真を見て判断しているというよりは、アイテムのカテゴリや状態といった項目に入力した内容によってある程度決まっているようです。
cashで試しに商品をiPhone7にして画像を豚キムチの食い終わった皿にしてみたら20000円で査定されたんだけど大丈夫か… pic.twitter.com/vqrWlHRNTw
— 山根 翔 (@sho_yamane) June 28, 2017
偽ってキャッシュを得る事は出来そうですが、最終的には買取を拒否されるはずなので、結果的に利用者側にメリットになることはありません。
最悪の場合、ブラックリストに載ってしまう可能性もあります。
実は買取できないものも多い
意外と盲点かも知れませんが、CASHには買取対象外になっているアイテムがいくつかあります。
利用規約第6章22条に書いてあるんですが、CD、DVD、書籍は買取対象外です。
出来るか分かりませんが、これらをキャッシュにしてしまった場合は2ヵ月以内に手数料15%を上乗せして返金しないといけません。
ちなみに現金を引き出す際に250円の手数料がかかるため、査定額が1,000円だった場合は、2ヵ月以内に1,000円に加え、400円も負担しないといけない訳です。
利用される場合は要注意です。
https://twitter.com/smilemilelife/status/879895110300835840
バンドマン的には
バンドマンが使うケースを想定してみました。
まず、手元にあるCDやスコアなどを換金した場合、これらは買取不可のアイテムのため、2ヵ月以内に手数料などを加算したうえで返金しなければなりません。
そのため、「給料日さえ過ぎれば返せるけど、今すぐに必要なんだ」という時には有効かもしれませんが、買い取ってもらうことを前提にしていた場合はアウトです。
買い取ってもらうことを前提にするのであれば、ブランド品や衣料品、電子機器などを担保に換金して、2ヵ月以内に集荷に来てもらうという使い方がベストかと思います。
なお、この場合メルカリやヤフオクのように、不用品を換金するという行為ですが、メルカリやヤフオクとの違いは、即換金できるという事と、発送が楽という点かと思います。
CASHの査定額次第ですが、不用品を即換金できるという事を考えると、面倒くさがりなバンドマンにはかなり使えるサービスかも知れません。
なお、CASHの査定額の上限は20,000円です。
高い機材を買うための資金調達が目的であれば、複数の高額アイテムを換金しなければならない点も、覚えておく必要があります。
まとめ
意外なものが買取不可になっていたりするので、実際に使う際には利用規約をしっかりと読むことが大事だと思います。
新しいサービスなので、数年後に一般的になっているか、無かったことになっているか、どちらに転ぶか分かりません。
しばらく注目していきたいですね。
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