Animals PedalのFishing Is As Fun As Fuzzが秀逸

先日いつものようにネットでウィンドウショッピングをしていたら、Civil War期のBig Muffを見つけました。

10年くらい前から気になっていたんですが、中々現物に出会えず。またネットで見付けても10万円くらいしていて、まず手の出せないアイテムでした。

もちろん今回も買うことは出来なかったんですが、色々と探しているうちに、Civil War期のBig Muffをモチーフにしたファズを見付けたので、試奏もせずにmy new gearしてしまいました。

決め手は見た目とCivil War寄りのサウンド(らしい)という点です。

my new gear…したアイテム

Animals PedalというブランドのFishing is As Fun As Fuzzという名前のファズです。

以前はNINEVOLT PEDALSから販売されていたファズで、数年前にAnimals Pedalから販売されるようになりました。

どちらも母体はLEP INTERNATIONAL社です。

メーカーの説明文を抜粋します。

太く分厚い“音の壁”のような圧巻の存在感と、鋭く突き刺さるディストーションライクな響きを併せ持つファズペダルです。

伝説のファズペダル、“Big Muff Pi”。その中でも特にレアなモデルの1つとされる、1990年代初期に製作された、通称“Civil War(シビルウォー)”と呼ばれるモデルです。

“シビルウォー”期のビッグマフは、ビッグマフらしい響きでありながらディストーションに近いトーンを併せ持ち、ヴィンテージライクなトーンから現代的なファズディストーションまでをカバーしています。

FISHING IS AS FUN AS FUZZは、シビルウォー期のビッグマフを基本として開発したファズペダルです。クローンではありません。単にクローンするだけであれば、コンポーネンツにこだわり抜いた高価なペダルを超えることは出来ません。
“シビルウォー”のサウンドを再現する要素を持ちながら、もっと扱いやすくする。具体的には、特にオリジナルモデルではこもりがちだったトップエンドと太すぎるローエンドはより明瞭かつタイトに、ゲインとヴォリュームは少し高めの設定にも対応させています。

単体で使用しても十分な厚みを持ち、バンドアンサンブルの中でも存在感を示すサウンド。DRIVEとTONEノブを回せば、様々なトーンの世界への入り口となります。

上記のとおり、Civil War期のビッグマフをモチーフにしつつ、オリジナルでは扱いにくい「こもりがちなトップエンド」と「太すぎるローエンド」を明瞭かつタイトに。

そしてゲインとボリュームは少し高めの設定にも対応出来るように。すなわちエフェクターとして使える範囲を広げた形にバージョンアップしてくれています。

単純に真似るわけではなく、オリジナリティを加えてくれている点がありがたいです。

実際まだ数時間しか弾けていませんが、設定次第では常時ONの状態でも違和感なく使う事が出来るので、メインの歪みペダルとしてバンド内でも利用できそうです。

久し振りに面白い歪み系のエフェクターをゲットしたので、色々と試してみたいと思います。